バンダイから「ゲキドライヴ」登場
先日頃から少し話題になっていたバンダイ製の新ホビーが公開されたようです。名称は「ゲキドライヴ」。「激・ドライヴ」とかそんな感じなんでしょうかね。
公式プレスリリースはこちら。
http://bandai-a.akamaihd.net/corp/press/100000365496730.pdf
このリリース記事によると、
- 対象は小学生男児
- 全長140mm×全幅60mm
- バッテリーは単4×2
- シャーシは3分割構造
- その他パーツ類も販売
という内容のようです。若干ミニ四駆っぽい感じではあるのですが、いちばん大きな違いは「コースレーンが無い」ことのようです。つまり激突・追い越し・吹っ飛ばしができるというもの。
これってミニ四駆というよりダンガンレーサーっぽい感じですね。駆動も後輪だけみたいですし。ということは、最終的にコース内に残るようなセッティングが勝利のカギになりそうな気がします。ああでもレースだと先に周回こなした方が勝ちみたいなルールの時もあるだろうし、セッティングの戦略で頭を使うことになるんじゃないかな。
公式サイトと公式動画
・公式サイト
登場は来年
販売開始は2016年1月23日。最初に登場するマシンは3台で、
- GD-001 ドラゴンゲイル
- GD-002 ナイトクーガー
- GD-003 バーストフェネクシオン
いずれも1296円(税込)だそうです。そのほかモーターとかパーツ類も同時発売のようです。ただ3種類だけってのはさみしいので、この後もシリーズが続けばいいんでしょうけど、果たしてどうなることか。もうちょっとスマートな形でもよかったんじゃないのかな、そういうマシンは出てこないものか。
爆シードやクラッシュギアのように独自路線だったけどダメだった、的なものになるのかそれとも?
スマホ・ウェブ連携が気になる
それと、気になるのはスマホ・ウェブとの連携ができるところ。ここらへんは爆シードで培われた技術がフィードバックされているんでしょうか。ランキングとか速度の計測とか、そういうのもできるのかな。
タミヤもこういうのなかったっけ、と思ったら「GPシステム」があったよ。どのくらい普及していたかわからないけど。あれはウェブと連動していたんだっけか。
ともかく、タミヤもなんかこういうの出してほしいなと思う反面、そういえばタミヤってネット関係あんまり強くないというか、ミニ四駆SNS委託してたけど閉めちゃったというか。これは「バーチャルで戦うな!リアルでレースして戦え!」ていうメーカーの意図だということとして受け取っておきます。
感慨深い「最新情報はコロコロコミックをチェック!」の文字
公式サイトの下には、最新情報はコロコロをチェックしてね、との文言が書かれています。ああ、なんかすごく感慨深い。
ミニ四駆+小学館の聖地に乗り込んでいく感があるなぁと。一昔前なら、こうしたライバルはだいたいコミックボンボンだったように思います。そこでコロコロ派vsボンボン派というむなしい戦いが教室で繰り広げられていたのです…が、それも昔の話。
だいたいボンボン休刊してるからね、それも考えるとすごく感慨深い。学年誌も休刊が相次ぎ、小学生向けのホビー雑誌ってもうコロコロしかないのかな。ホビージャパンはもうちょい大人向けだし。
コロコロと連携するってことはメディアミックス展開あるかも?
どのくらい普及するか
問題は、商品展開でどのくらい普及するか。3台だけじゃ選択の幅が無いので複数のマシンが出てくると違ってくるかも。しかも今のミニ四駆はちょっと高度化しすぎた部分もあって、一部の小学生ですらペラタイヤ・ヒクオとか作ってる。でもそれは一部で、やっぱり大多数はそういうのはなかなかできないんじゃないだろうか。それよりも手軽にパーツ交換ができて、レース結果もすぐにわかって、とライトなユーザーには受けるんじゃないだろうか。
ただ、間違えて(中にはわざと)ミニ四駆コースにゲキドライブ投入しちゃってクラッシュしちゃって「もう遊びたくない」みたいなことにはならないようにしたいですね。
しかし単4仕様か…なかなか単4の充電池ないよな。エネループとか100均くらい?これにあわせてバンダイあたりが販売しないかな。
Panasonic eneloop 単4形充電池 8本パック スタンダードモデル BK-4MCC/8
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2013/04/26
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