ゲキドライヴを入手
いろいろとうわさのあったゲキドライヴを入手しました。お値段税込み1000円少し。なかなかいい値段です。
ゲキドライヴの公式サイトはこちら。
今回のマシン
今回入手したのはGD MACHINE 001 「ドラゴンゲイル」。ボディ形状と001という番号が気に入ったので購入。モーター類が付属しています。電池は単4です。
いつも行く某エディオンさんで入手しました。そこにはゲキドライヴ用のコースも置いてありました。
箱の大きさはミニ四駆PROやミニ四駆EVOをちょっと小さくしたような感じ。
内容物
キットの内容物は写真のような感じです。パーツ点数は少ないものの、ランナー枚数が多いので、箱の厚みがあるようです。
重要パーツは別の袋にまとめられています。
こちらはシャーシやボディ類に用いられるパーツです。シャーシ中央部はABS製みたいです。
ボディランナー
なんだろうこのデザインのかっこよさというかなんというか。
ミニ四駆だとスラッシュリーパ—あたりが近いのかな。いや、それでも違うか。
説明書
なんと組立説明書がカラー仕様。この辺お金かかってる上に、ガンプラなどで培った説明書ノウハウがつぎ込まれている感じです。見やすい上に、パーツ形状・向きなどがわかりやすい。これは子供でも簡単に組むことが出来るわ。
早速組立作業
まずはフロントユニットから。このゲキドライヴはフロント・センター・リヤの3点にユニットが分かれていて、その組み替えで性能の変化を行えるというコンセプトになっています。後輪駆動なので、ミニ四駆のようにシャフトやセンターにモーターを置かなくてイイので、組立も簡単になっています。
プラスチック製の軸受け(4輪全て)です。ハトメを使用するのではありません。これ何気にすごいことじゃないか。ミニ四駆だとMAシャーシやARシャーシになってようやくたどり着いたのに、ゲキドライヴは最初からこの仕様。
背景には素材の開発があるんだろうけど、これはインパクト大きい上に、「ハトメにグリスを塗らなくてもいい」という組み立てやすさがあります。
いやーこれはすごいわ。
GDメダル
何ランナーだったか、Cランナーだったかな、それに付属しているこのGDメダル。コイントスのようにして使うようですが、組立の際にはシャフトとタイヤを取り付けるときに怪我をしないようにタイヤの反対側に取り付けて、タイヤの取り付けをアシストするために用います。
これだよ、こういうパーツをミニ四駆でも出して欲しかったんだよ。
ミニ四駆だとマイクロハンマーあたりで垂直に打ち込むというのがセオリーですが、マイクロハンマーなんて初心者は持ってないし、はじめて組み立てる人にとってはシャフトを曲げないように、また怪我をしないように取り付けるのは難しいと言っても過言ではない。こういう小さなパーツをミニ四駆でも出して欲しかったなぁ。
フロントユニット完成
というわけで、フロントユニット完成。フロントタイヤはプラスチック製です。外径は23ミリ。なんとこのドラゴンゲイルはフロントとリヤタイヤの径が違うのです(リヤタイヤは27mm)。キットの箱によると最高速重視タイプのようです。
これも二輪駆動だからできる技だな。
センターユニット
センターは電池を入れる場所なので、金具とスイッチを設置したら終わりです。これは簡単。単4電池専用です。
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ゲキドライヴはパナソニックか。ミニ四駆は富士通だっけ。ここでもライバル関係なのかな。
モーターユニット
ゲキドライヴ用のモーターとミニ四駆PRO用の両軸モーターの大きさ比較。4/5くらいの大きさかな。これオプションのモーターも結構値段する。これだけ小型だと仕方ないけど、子どもたちのお小遣いで購入できるのかどうか。
モーターユニットには金具をセットする必要があります。これも上からはめ込むだけで完成。
金具も考えて作ってあるな。
ギヤとタイヤをセット
スパーギヤをセットして完成。タイヤは中空ゴムタイヤみたいなすごく柔らかいもの。グリップ重視なのかもしれません。
モーターユニットをはめ込んで…
カバーを付けて完成。
これで3つのユニットが完成しました。
ユニットを合体させる
ゲキドライヴの特徴が「キーフレーム」と呼ばれるフレームに3つのユニットを通してひとつのシャーシにするという点です。これはカスタマイズの幅が広がる上に、簡便さの面で利点があると思います。
キーフレーム。そのうち強化フレームが出るんじゃないかなこれ。
こんな具合にユニットをフレームのミゾに通していく感じです。すいーっと。
3つのユニットをフレーム上で接続するとシャーシのできあがり。ここまで20分もかかっていません。パーツの点数が少ないから簡単に進めることが出来ました。
レーサーズロック
ゲキドライヴはいろいろと感心するパーツが多かったのですが、この「レーサーズロック」もそのひとつです。これはバッテリーカバーを閉じるパーツを回す際に用いたり、ボディを固定する際に用います。
キーの形をしているのがポイント。
シャーシ完成
バッテリーカバーを固定して、安定した形にできるようになっています。
それと、グリスがないのが驚きでした。付属していないのです。これはオプションを買え、ってことなんだろうなぁ。
ボディ
最後にボディ。今回はシールを貼らずに製作しました。これマットブラックあたりで塗っても面白そう。
完成
パーツ類を全て組み込んで完成。なかなかかっこいいじゃないかこれ。
サイドから。中央部はもう少し絞り込まれてもよかったと思うけど、それでもいいデザインじゃないかな。
リヤから。シャーシとボディを固定するときに用いるのがレーサーズロック。そうです。実車のように、キーを回すことでボディを固定するんです。
これは子供も大人も高まるってもんでしょう。エンジン音が脳内に響く、そんな大きなお友達もいるんじゃないでしょうか。
これはすごく工夫してあるなと思った点です。
ミニ四駆と比べてみた
最後にミニ四駆と大きさ比較。単4電池を使うというのもあって、ミニ四駆に比べてコンパクトです。3/4くらいの大きさになるのかな。ローラーもないし、マスダンパーもない。これでコースを走行して相手をはじき飛ばしたり、追い越したりして勝敗を決めるそうです。いろいろと工夫が必要だな。
組み立てての感想
すべて完成するまで30分もかかりませんでした。非常に良く出来ていると思います。パーツの精度も高いし、さすがはバンダイと言ったところでしょうか。
何よりミニ四駆のノウハウやダンガンレーサー等のノウハウをよく研究しているのではないでしょうか。特に組み立てやすさと、GDメダル。これはミニ四駆でも「こういうのあったらなぁ」という点を見事に取り入れていると思います。
あとは遊び方でしょうか。先にコースを25周した方が勝ち、とかいう話もあって、なんだかそれだけじゃ面白くないなと。耐久レースとかあっても面白いだろうし、直線勝負!ていうのも面白いのではないでしょうか。
ミニ四駆との棲み分けもそういう部分で出来ていくのではないでしょうか。
他にもカスタマイズパーツが
そして新しくマシンやカスタマイズパーツも展開するようです。これはなかなか面白いことになるんじゃないかな。ミニ四駆とお互いいい感じで展開して、5年10年続いていくようなものになって欲しいと思います。
ダブルシャフトユニットってあれだ、デフギヤやワンウェイホイールじゃないけど、回転差を出してコーナーをすぐに抜け出せるようにするやつや。これは2輪駆動だからできるやつだろうな。
スマホアプリの提供も始まったし、今後どのような形で展開していくのかすごく興味深いです。まずはこのドラゴンゲイルをあれこれいじってみようと思います。