新クラス「ストッククラス」登場
ミニ四駆ステーションのレースに追加されたのが「ストッククラス」というクラス。早い話、開けポンとか素組みベースでのマシンでレースするという、初心者も楽しめるようなクラスだそうです。なので、ヒクオだとかフレキとかそういうものはNG。ボディも必ずボディキャッチでシャーシととめること、と書かれています。
近いのはGTアドバンスとかB-Maxとかのレギュかな?
公式がこういったクラスを作ってくれるのはちょっとありがたいですね。やっぱりどうしても先鋭化が進んでいる現状だと、初心者が入ってくる余地が少なくなるうえに、ただでさえ少子高齢化が進んでいて、ミニ四レーサー自体も高齢層が増えている以上、なんとしても本来のターゲット層である子どもたちが入りやすいものにするのはある意味当然というか。
もっとも、これはミニ四駆ステーションで開催されるレースでの限定クラスなので、ジャパンカップなどの大きな大会では施行されていないのですが、いずれ取り込まれるのではないかと思っています。
「初心者」をターゲットとした理由
社長の交代が大きいのかなと思っています。新しい社長がかなり若手で、かつ、模型人口の増加のために、特に初心者に向けて何かするというのを以前どこかで見た気がするのですが、まさにそんな感じでやっているのかなと。あのファンブルンだってそうじゃない?組み立てやすくして、簡単だけど割とディープな楽しみ方ができそうなのを出そうとしたり。
そりゃ、模型メーカーとしては広く楽しんでもらうためには入口を広くして楽しくした方が良いもんなあ。
このクラス、本当に「初心者」向けなのだろうか?
それで、いろいろ考えてみたんだけど、これ「初心者」とかいいながら実は結構玄人向けなんじゃないか?と思っています。現行のミニ四駆に慣れた上級者だとかなり制限がかされる自体で、そういう状況下で良い成績を残すためにはある程度知識が必要となってくるという…初心者も楽しめるし上級者も腕試しができる、そんなクラスに化けそうな気がしてなりません。現行のエントリークラスに近い感じかな。
ガチガチに縛ってあるかと思いきや、FRPなんかは緩めに固定することが許可されていたり、これは使いようによっては、という部分もあるので意外と白熱した戦いが見られるのではないでしょうか。
今後の動向に注目したいクラスだと思います。